３0代おすすめのポートフォリオはライフプランがカギ

こんにちわ、西園寺家康です。

今回は「おすすめの30代ポートフォリオ」について説明をしていきます。ポートフォリオについて今まで学習してきましたが、ポートフォリオの作り方がそれでも難しいと思います。具体的に30代男性（中村さん）を具体例にポートフォリオ（資産配分）を考えていきます。少しでも参考になれば幸いです。

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　　　　　　　　　中村さんの家族　

中村さんの目標
中村さんのデータ
- 投資パラメーター解析
- 投資戦略
３０代のおすすめの資産配分
３０代資産配分解説
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おすすめの投資本

中村さんの目標

１.住宅資金（40歳で300万円）

一軒家の家を将来的に買いたいと思っています。そのため40歳までに頭金として300万円を5年間で貯めていきたい。

２.学資金（42歳で500万円）

近々のライフブランから、子供の高校・大学の学資金を貯めていこうと思っています。中村さんが42歳の時、子供も15歳となるので、それまでに500万円あれば貯めていきたい。

３.老後に資金を残すため（60歳で5,000万円）

中村さんは２６歳で、結婚しました。２８歳で子供が生まれて、今は７歳の子供がいます。子供は小学生になり、嫁さんが今年から共働きしようと考えています。６０歳までに5,000万円の老後資産を貯めていこうと思っています。

中村さんのデータ

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投資パラメーター解析

1.　バランスのとれた投資パラメーターが最大の武器

中村さん1家は共働きかつ投資期間が25年もあることが投資における武器です。即ち、まとまったお金を25年間毎月積立することができるということです。その結果、長期積立で複利の効果を最大に味わうことが出来ると言えます。

2.　ライフプランが定まっていること

子供ももう7歳ですし、今後の人生に向けた必要な資金を予め予測できるという点です。自身で必要なお金が分かるため、節約等の工夫もしやすいと思います。

３．家族の存在

守るべき家族がいるので大きなリスクをとることが出来ないと考えます。

投資戦略

年収800万円→手取り600万円→月収50万円

生活費が月に26万円かかるとすると（3人家族平均生活費）、投資できる月当たりの額が24万円

優先順位１

学資金の確保

学資金500万円を7年間で貯める

500万円÷84カ月＝6万円/月

優先順位２

住宅資金の頭金

頭金300万円を5年間で貯める。

住宅を購入した後は毎月5万円のローンを組むことにした。

300万円÷60カ月＝5万円/月

優先順位３

老後資金にむけた資産運用

資産が300万円と月収の半年分あり、生活防衛費として十分であると判断。従って、投資に使えるお金は24万円ー6万円（学資金）ー5万円（住宅資金）＝13万円/月。

優先順位４

老後に向けた投資

残りの15万円を長期積立投資する

学資金を貯めた後、生活費（子供の塾代等）が24万円から30万円に上昇すると考えた。住居ローンを5万円引き続き支払っていくとする。月々の投資額は50万円（月収）ー30万円（生活費）ー5万円（住居）＝15万円。

３０代のおすすめの資産配分

リスクとリターンを考えたバランス運用タイプ

元本0円で、25年間投資

期待リターン　4.31％

リスク　12.91％

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35歳から42歳になるまで　月々6万円貯金

→学資金500万円クリア

35歳から40歳になるまで　月々5万円貯金

→住宅資金の頭金500万円クリア

35歳から40歳になるまで　月々13万円投資

日本株式　月26,000円

三井住友ー三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

日本債券　月32,500円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス

先進国株式　月52,000円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

先進国債券　月6,500円

ニッセイー＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国債券インデックスファンド

新興国株式　月13,000円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

40歳から60歳になるまで、月々15万円投資

→20年後には資産5,055.6万円となり、老後資産5,000万円クリア

日本株式　月30,000円

三井住友ー三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

日本債券　月37,500円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス

先進国株式　月60,000円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

先進国債券　月7,500円

ニッセイー＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国債券インデックスファンド

新興国株式　月15,000円

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス　

３０代資産配分解説

リスクとリターンのバランスの取れた長期積立投資を目指しました。薬剤師という仕事柄やリスク許容度を考え、運用利回り3-５％を目標にポートフォリオを作成しました。今回では、株式：債券＝7：3、先進国株式の割合を4割と高め、リターンを狙いつつもリスクをカバーした投資戦略にしました。

30年間の投資した額は3,665万円で

投資した結果　5,055.6万円となり、

資産が1.38倍となりました。

1,390万円も長期積立投資するだけでお金が増えてくるってよく考えたらすごいですよね。中村さんの場合1.7年分の年収です。

中村さん一家は仕事も子育ても35歳で落ち着き、余剰資金を投資に回しました。ライフプランを組みやすいが特徴的でした。従って、携帯電話を格安携帯にする、保険料を見直す等の固定費削減も取り組むともっと投資資金が集まってくるのではないかと考えています。また、仕事も子育ても落ち着いた中村さんだからこそ、投資の勉強を続けていき、自分に合った投資というのを見つけて続けていきたいものです。