薬剤師のポートフォリオの作り方 基礎編
こんにちわ、西園寺家康です。
ざっと復習すると、
「ポートフォリオ」とは「安全資産」と「危険資産」の最適保有率のことです。私のポートフォリオは以下の円グラフです。
「アセットアロケーション」とは投資家の「リスク許容度」・「時間」・「目的」に合わせてポートフォリオ内の各資産割合を調整することで、「リスク」と「リターン」のバランスを取ろうとする投資戦略のことです。
アセットアロケーションにおいて重要なのは資産を分散させることでした。
復習は終わりです。では、私がどのようにポートフォリオを作成したかをまとめていきます。
結論から言うと、以下の順番で考えていきました。
1.目標/ルールを作り
2.20年後を予想する
3.基本型→自分流に
それでは、始めましょう。
ポートフォリオマニュアル
1. 目標/ルール作り
何事を始めるにしろ、目標・ルールを作る必要があります。
例えば、夏に向けてダイエット
目標;7月までに5kg減量し・くびれづくり
ルール;間食はしない・週2回ジムにいく
投資も同じです。ダイエットも大変ですが、投資は自己資産がなくなる可能性もあります。恐慌という波に襲われ、一日に何百万円も損をしてしまう可能性もあるでしょう。そこで大事なのがピンチの時に道を照らしてくれる灯なのです。
それが投資目標・ルールです。
ここはじっくり考えてください。
私の投資目標・ルールを下記のページに記しています。興味がある方はご覧になってください。
具体的にイメージ出来るように作ることをお勧めします。私の場合は5W1H
[いつ(When), どこで(Where), だれが(Who), なにを(What), なぜ(Why), どうやって(How)]を意識して作成しました。
私がおすすめする長期積立投資する場合においては恐慌の時にどのような対応をとるかが非常に重要です。いつか必ず来る恐慌の波をいかにしのぐか。それを乗り越えた人にだけ、景気回復の株の大高騰の恩恵を受けることが出来るからです。
2. 20年後を予想する
これは難しいです。正直、自分の思想やこんな未来いいなっていう願望も入り混じると思います。しかし思想や願望に任せることも大事だと思います。誰も未来のことは分からないのですから。私は自分の思想+マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されているを読みました。マッキンゼーとはグローバルコンサルティング会社で平均年収が2,300万円とも言われる超巨大企業です。この本はそんなエリートが集まるマッキンゼーか考えた20年後の未来について書かれている本です。
本を熟読して気になった点は3点
1.世界の経済軸は西側に移動していく
2.国家としてではなく、都市レベルで世界が動いていく
3.名もなき都市に何千万人が住むような世界になる
A.新興国は成長する
この3点は、要約すると先進国から新興国へと経済の軸が移っていくということを示唆しています。この情報は先進国株と新興国株の資産割合を決めるのに有益でした。補足すると、新興国株には人口ボーナスとしての期待値が既に含まれている、AIやロボット開発が進むと人口ボーナスは機能しなくなるといった負の要素もあります。
私は将来的に富は平均化される、新興国の中にも先進国を超えるような国が出てきてほしいという思想及びこの本の内容も含め、新興国株の割合を増やすことにしました。
B.日本は停滞・低迷する
一方、日本株においては、日本企業はこのまま停滞・低迷を続けるだろうとの読みから少なめに。債券は多めに。と考えました。
C.薬剤師・年齢
薬剤師の職業柄、リストラされることはないだろう。20代後半なので、失敗しても取り返すことが可能だろう。リスクを人よりも取ることが出来ると考えました。
長くなったので基礎編はここまでです。
実践編は次のページで。
まとめ
・目標・ルールを5W1Hで作る
・20年後の未来を考える(人の知識を借りながら)
・投資の大枠を決めていく
tchuess!!