薬剤師の投資マニュアル

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未来薬剤師による「レイヤー化する世界」のおすすめ度

こんにちわ、西園寺家康です。

 

 今回はレイヤー化する世界について読了しましたのでご紹介をします。ホリエモンチャンネルで紹介されていた本です。パッと見て、タイトルからは何も理解できないのに、何故ホリエモンが面白いと言ったのかが気になり、この本を読みました。いつもの不動産投資本の書評とはかけ離れていますが、こういう未来を考察する本も読むことは必ず投資に活きると私は思います。それでは書評します。

本の概要 

未来の世界の姿・あり方を描いた本です。作者が考察する未来を理解するために、まずは過去の中世・近世・現代の支配構造・生活環境・富の分配についての話から始まります。過去の体制と未来はどう変わるのか、いや、既にどう変わりつつあるのかを説明し、未来についての考えを述べています。著者は毎日新聞社で12年記者を務め、その後、月刊アスキー編集部に移籍。独立後ジャーナリストとしてITと社会の相互作用について、執筆・講演活動において活躍しています。

数値化

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おすすめ度 

★★★★☆

1.価格 (安いか) 886円(kindle価格)

★★★★☆

2.読みやすさ(理解のしやすさ)

★★★★☆

3.時間 (読み終えるまでの時間の少なさ)

★★☆☆☆

4.著者の信頼度 (著者の背景)

★★★★★

5.知識の吸収 (学ぶ内容が多いか)

★★★★★

素人向け or 玄人向け

感想

 この本は、投資家・将来に迷う人は絶対読むべき良書である。この本を読むことで、何をすることが世界の波に抗うことなのか、何をすれば富を気付くことが出来るのかの参考になる本だからです。もっと言うと、来るべき未来に向けた行動基準を持つことが出来る本であると考えます。ただ歴史が好きな人でないと、過去の話を読み切るのに苦労します。結論だけ知りたいならば未来から読んでもいいと思います。

 

この本から学んだ事

 国民主義の国家の影響力が凋落し、超多国籍企業が支配する世界になると本書では書かれています。その方法は場を提供すること。アマゾンがリアル店舗をに代わって商品を販売する場を提供・アップルが音楽会社に代わって音楽を提供する場を提供というように。これら超多国籍企業は国境を超えたサービスを展開し、起業地である自国に税金を納めることがないため、国家の影響力が衰退していきます。今後もこのような国に縛られない企業が多数生まれてくるであろうと考えられるため、国家が国民を守ってくれるという希望的姿勢よりも、時流に乗って自分自身で生きていく力を身に着ける必要性があるのではないかと考えさせられました。その方法として私たちはその脅威を恐れるのではなく、受け入れ利用し、利用されるべきであると書かれています。即ち私には例えば薬学という専門知識があります。その知識とインターネットを組み合わせることでその脅威を利用していく姿勢が大事であると学びました。

 

この本を読んで今から実践しようと思ったこと

目的;生きる上で必要な富を得ること。そしてなるべく早く。

行動;インターネットという「ウチ」と「ソト」を破壊する武器を利用し、利用されること。本当に欲しい人のためになるような情報発信する土台を作ること。そしてその知識が仕事にも活き、またそこで得た知識を世に還元すること。

 

・未来の波に乗っている人のマネをすること

 

・情報収集の徹底・スピード感up

twitterで面白いことをつぶやく人をフォローする

→アマゾンやグーグルのような土台を作る企業をいち早く知ること

→先行投資

 

・情報発信をしていく

twitterでのつぶやき(自分の得意なこと)・ブログ

→共通点のあるグループが形成

→新しいビジネス・土台の形成(知識の共有・機会の創出)

 

・自身の持つ特性を見直す事、そしてそれの知識の深化

薬剤師・投資家・筋トレマン・英語力・スマートホーム・EDM

まとめ

・投資家・中・高校生におすすめの一冊

・自身の専門性とネットを組み合わせ

・未来は国家や人・企業に頼るのではなく、自分自身でつかみ取る世界